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2023-03-12 17:27:00

保育者研修

 

今年度の、東広島市の公立保育所4施設合同の研修をお願いされ、麦わらぼうしからの提案で、昨年末と先週の二回連続の研修を終えました。
一回目の昨年末は、麦わらぼうし代表の私(とーちゃん)がお出かけして講演を2時間ほど。
依頼されたテーマは「自然保育」についてだったのですが、お話しした内容は「子どもこそ自然な存在で、大人が子どもの内なる自然にこそ目を向けなくてはならない」的なお話に終始しました。
二回目は、麦わらぼうしこどもえんに於いての公開保育と、園の保護者の方々と研修に参加された保育士さんたちとのディスカッションの時間を設けました。
公開保育の時間は、自分の時間を楽しみ大切にする様に自由奔放に遊びまくる子どもたちに関心しきりのご様子でした。
ディスカッションの時間は、園の保護者からの提案で3グループに分かれての意見交換だったようで、保護者の立場・公立保育所の立場で率直な意見が飛び交ったとのことです。(代表の私はその場に居ない方がよいかなぁ?と考え、この時間は子どもたちと過ごしていましたので後日談で聞いたお話です)
そんな時間の感想を保育士さんたちからいただきました。その一部が以下です。
〇保護者の皆さんが楽しそうに園のこと、子どものことを話しておられるのが印象的で衝撃的でした。自分の園では?と感じることも多く、子どもが真ん中にいるはずなのに、いつの間にか行政、保護者、保育士が中心にいる保育になっている。保育士が子どもを動かしていると感じました。
〇スタッフと保護者の信頼関係、絆の強さを感じました。保護者の皆さんの話を聞き、「子育てするのが楽しい!」と自信を持って言われている姿にわが園では、このように言ってくださる方がおられるだろうかと疑問に思い、とても素敵な関わりをされているのだと思いました
今回初めての試みでしたが参加された保育士さん、園の保護者の方々共に有意義な時間だったようで、次回に繋げていきたいとの声もいただきました。
認可外保育施設(この名称には抵抗がありますが)のこの園を研修の場に選んでいただいたことに感謝するとともに、子どもも社会の一員なのだと、私たち大人がバックアップしてあげられる仲間としてともに進んでいけたらと思います。
未だにマイノリティーで小さな園ですが、何かでお役に立てるようなことがあれば講演依頼など出かけ行くことも厭いませんのでお知らせください。
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